サンコウチョウ(カササギヒタキ科)

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 L=雄45cm 雌17.5cm W=雄30cm ○夏鳥 ○普通 ○雑木林
 体の大きさは雌雄変わらずスズメくらいだが、雄は2枚の尾羽が長く、体の倍以上ある。雌雄ともに目の周りとくちばしのコバルトブルーが目立つ。日本には夏鳥として渡来し、薄暗い森林に生息する。「フィー ヒー ホイッ ホイホイホイ」というさえずりを「月、日、星、ホイホイホイ」と聞きなし〝三光鳥〟と名付けられた。かつては六道山周辺でも良く声を聞いたが、近年では珍しくなった。狭山丘陵で毎年繁殖は確認されているが、巣の近くまでカメラマンなどが殺到し、繁殖の妨げになっている。