カシラダカ(ホオジロ科)

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 L=15cm W=23.5cm ○冬鳥 ○多い ○雑木林・草地
 名前だけ見るとタカの仲間かと思われるが、頭に短い冠羽があることから〝頭高〟となった。スズメくらいの大きさで、色も褐色のためスズメと間違えられることがある。ホオジロの仲間は、大きさも色もよく似ており、双眼鏡などでよく観察しないと識別が難しいかもしれない。冬鳥として渡来し雑木林の林縁や草地に群れて行動し、草の種子を食べる。「チッ チッ」と1声ずつ鳴くのでホオジロと区別できる。5月初旬の繁殖地へ渡る頃は、雄の色も鮮やかになり、早朝にはさえずりを聞くこともある。