ウソ(アトリ科)

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 L=15.5cm W=25.5cm ○冬鳥 ○少ない ○雑木林
 スズメくらいの大きさだが、体は太めである。雄は青灰色の体に喉から頬が紅色をしているが、雌は褐色で紅色はない。日本では高山で繁殖し、冬には平地の丘陵地などへ降りてくる。瑞穂町では、ソメイヨシノの蕾が膨らみ始める頃、六道山周辺で数羽から十数羽の群れで蕾を食べる姿を見かけるが、年によって数に変動が大きい。「フイッ フィ」と口笛のような声で鳴く。多数のウソが飛来した春は、ソメイヨシノの花数が非常に少なくなる。

ウソ 六道山公園周辺