スズメ(ハタオリドリ科)

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 L=14.5cm W=22.5cm ○留鳥 ○多い ○住宅地・草地
 見たことがない人はいないが、じっくり見たことのある人も少ないのではないか。全体が褐色だが、頭、頬、背、胸など色が異なり模様もあるので、スズメをよく観察しておくと、他の鳥との大きさの比較や識別に役立つ。人の生活圏では必ず見られるが、人家がなくなる山奥では見られない。屋根瓦の隙間や石垣の隙間、樹洞などに枯れ草やわらなどを敷き詰めて巣を作る。人の近くで生活していながら、一番警戒心の強い鳥かもしれない。スズメが安心して生活しているところには、他の野鳥も安心して集まるようである。

スズメ 長岡長谷部の農地