ガビチョウ(チメドリ科)

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 L=25cm
 原産地は台湾、中国南部、インドシナ。1980年代から東京及び近県などで野生化し、繁殖が報告されるようになった。近年、青梅や奥多摩の山林では至る所で確認されるようになり、狭山丘陵でも声をよく耳にするようになった。大きな声で賑やかにさえずりながら、藪から藪へと移動する。ヒヨドリよりやや小さく、茶褐色の体で目の周囲から白線が後方に伸びる。瑞穂町では滝田谷津などで確認されているが、2006年6月28日の朝に箱根ケ崎駅周辺の民家の庭でさえずる姿が写真に収められた。

ガビチョウ 箱根ケ崎駅周辺