カマキリの仲間は前脚がカマ状になっていて、昆虫などを捕らえて食べる。顔は正面から見ると逆三角形をしている。オオカマキリは林縁の茂みや樹木の上などで見られ、瑞穂町では一番よく見られる種。似た種にカマキリ(チョウセンカマキリ)があるが、こちらは開けた草地を好み、瑞穂町での確実な記録はない。ハラビロカマキリは樹上性で、林縁部の他に公園や民家などでも見られる。ハラビロカマキリの幼虫は腹部を背中側に折り曲げた独特な格好をしている。オオカマキリとハラビロカマキリには緑色の個体と褐色の個体がいる。
ハラビロカマキリ(褐色型)