アオマツムシ

87 ~ 88 / 154ページ
 23mmほどの大きさで、ウメ、サクラ、プラタナスなどの樹上で見られる。オスは前翅に茶色の部分があるが他は緑色、メスは全体が緑色をしている。もともと日本にいた種ではなく、明治時代に中国から入ってきたと言われている。「リーリーリー」と大きな声で鳴き、複数で鳴いているところでは他の虫の音が聞こえないほどである。夏の間は夜鳴いているが、秋も深まると昼間も鳴くようになり、飛ぶ姿を見ることもある。

アオマツムシ(オス)


アオマツムシ(メス)