オサムシの仲間は、カタビロオサムシ類以外では後翅が退化していて飛ぶことができない。そのため大きな移動ができず、同じ種であっても地域によって変化が生じることがある。アオオサムシは大きさ30mmほど。金属光沢のある緑色で、赤色や銅色を帯びた個体もいる。地上を歩き回りミミズや昆虫などを食べる。クロカタビロオサムシは後翅があり飛ぶことができ、木の上でガの幼虫などを捕らえて食べる。
ゴミムシ類は地上性のものが多いが、樹上性のものもいる。色は黒色系や茶色系など地味なものが多い。種数は多いが似たような種も多く、きちんと調べていないので記録に残っているものが少ない。
クロカタビロオサムシ