瑞穂町には水辺の環境が少ないのでゲンゴロウ類を見られる機会は多くはない。ゲンゴロウは、水生植物の生えた池沼や放棄水田、湿地などに生息しているものの、農薬の使用や開発などで激減している。かつては普通に見られたらしく、狭山丘陵でも記録は残っている。瑞穂町では、1970年代に灯火に飛んできた個体を確認している。チビゲンゴロウ、マメゲンゴロウ、ヒメゲンゴロウ、コシマゲンゴロウは、池沼や田んぼなどで見られる種だが、水たまりで見られることもある。ハイイロゲンゴロウは田んぼで見られたことがあった。
ヒメゲンゴロウ
コシマゲンゴロウ