タマムシ科

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 タマムシというと、色鮮やかで美しいイメージがあるが、多くの種が地味な色をしている。それでも上面にはつやのあるものが多く、腹には一般に金属性の光沢がある。腹は普段は翅に隠れていて見えないが、飛ぶ際に広げた翅の間から見えることがある。
 タマムシ科には小さいものが多い。ナガタマムシ類の多くは11mm以下で、大きいものでも15mmほど。チビタマムシ類では3~4mm程度の大きさである。ヤマトタマムシ(タマムシ)は大きさが30~41mmで、タマムシ科の中では最大。

ナガタマムシの一種(腹は青い金属光沢)