テントウムシ科

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 体は半球型で、斑紋のあるものが多い。模様に変化があるものもいて、ナミテントウ(テントウムシ)は、斑紋の無いものから多くの斑紋があるものまでいる。また、黄色地に黒の斑紋のあるものと黒色地に黄色の斑紋があるものがいる。ヒメカメノコテントウは色の濃さに差がある個体がいて、翅が真っ黒のものから黄橙色のものまでいる。
 テントウムシ科の多くの種は肉食性で、アブラムシやカイガラムシを食べるものが多い。中にはカメノコテントウのようにハムシの幼虫を食べるものもいる。他には、白渋病(うどんこ病)菌や植物の葉を食べるものがいる。