カメノコテントウ

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 カメノコテントウは、大きさが8~12mmほどで、独特の模様がある。成虫も幼虫もハムシの幼虫を食べることで知られている。主にクルミの葉につくクルミハムシの幼虫を食べることから、クルミの木が少ない瑞穂町では珍しい種である。クルミハムシ以外のハムシの幼虫を食べることもあり、エノキハムシの幼虫を食べているカメノコテントウの幼虫が、六道山で確認されている。幼虫は餌が少なくなると共食いをするらしい。成虫で越冬し、ナミテントウ(テントウムシ)と同じように、集団になることもある。

カメノコテントウ


カメノコテントウ幼虫(エノキハムシ幼虫を補食)