本土に生息するマダラチョウ科はアサギマダラ一種のみ。このチョウは日本列島を縦断する形で移動することが知られ、翅に印を付けたマーキング調査で移動のルートが解明されつつある。春に列島を北上して山間部などで繁殖し、秋には再び南の暖地を目ざして南下する。瑞穂町では、この春と秋の移動のシーズンに立ち寄るものが見られるが、繁殖は確認されていない。

アサギマダラ