オオムラサキ(オス)
オオムラサキを小型化したようなコムラサキは、狭山丘陵では少ないながらも確認されている。この周辺ではヤナギの自生する谷戸などが発生源で、個体数は少ない。ヒョウモン類は、個体数は少ないながらミドリヒョウモン、オオウラギンスジヒョウモン、メスグロヒョウモンが見られる。メスグロヒョウモンは近年個体数を増している。また、2000年頃から暖地性のツマグロヒョウモンが確認され始め、今では個体数も多くすっかり定着しているようである。
コムラサキ(オス)
メスグロヒョウモン(メス)
セセリチョウ科のアオバセセリと同じく、アワブキの葉を幼虫が食べるスミナガシも丘陵内のコナラの樹液などで見つけることができる。
スミナガシ