クロスジフユエダシャク

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 冬に姿を現すシャクガの仲間がいる。総称してフユシャクと呼ばれている。フユシャクの仲間は、オスには翅があるのに、メスの翅は退化してとても小さくなっている。そのためメスは飛ぶことができない。クロスジフユエダシャクのオスは、11月末~12月初めに羽化し、コナラやクヌギなどの林床で多くの個体がひらひらと飛び回っているのが見られる。

クロスジフユエダシャク(オス)


クロスジフユエダシャク(メス)