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瑞穂町の動植物 瑞穂自然科学同好会
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[瑞穂町の昆虫類]
アゲハモドキ
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アゲハモドキは、クロアゲハを小さくしたように見えるガである。腹の横に赤い部分があることから、体内に毒をもっているジャコウアゲハに擬態しているとも考えられている。成虫は6月と8月に発生し、林縁部や明るい林内で見られる。アゲハ類よりもゆっくりと、ふわふわした感じで飛ぶ。幼虫は7月と10月頃に発生してミズキなどの葉を食べる。幼虫は体全体が白いロウ質の突起で覆われているが、もろくて触ると落ちてしまう。
アゲハモドキ