目次
/
瑞穂町の動植物 瑞穂自然科学同好会
/
瑞穂町の昆虫類
/
[瑞穂町の昆虫類]
ヤママユガ科
108 ~ 108 / 154ページ
大型の種が多く、世界最大のヨナグニサンもこの仲間。ほとんどの種で口吻が退化していて何も食べることができない。灯火に飛んでくることも多い。
オオミズアオは開張80~110mmで、翅が青白色で美しい。前翅の前縁は赤褐色をしていて、後翅はアゲハチョウのように尾状に伸びている。
ヤママユは開張120~150mmで、日本ではヨナグニサンに次いで大きい。体色は個体差が大きく、黄色から赤褐色や暗褐色まである。淡緑色の繭からは絹糸がとれる。カイコのことを〝家蚕〟と呼ぶのに対して、ヤママユの幼虫は〝天蚕〟と呼ばれる。
オオミズアオ
ヤママユ