秋に実をつける植物は多くあり、目に留まる機会も多い。
カラスウリは、大きさ5~7cmの赤い実をつける。スズメウリの実は、大きさは約1cmで、初めは緑色をしているが熟すと灰白色になる。ノブドウは、淡緑色、紫色、青緑色などさまざまな色の実をつける。実の大きさは6~8mmだが、虫が寄生して虫えい(一般にムシコブと呼ばれる)になり、大きくなっているものがよく見られる。サルトリイバラは半低木で赤い実をつける。似ているものにシオデがあるが、こちらは黒い実をつける。
他に赤色の実をつけるヒヨドリジョウゴ、藍黒色の実をつけるアオツヅラフジ、黒色の実をけるアマチャヅルなどがある。