人口では、わが国の高度経済成長により、人口と産業の大都市集中が進み、昭和三十年後半になると過密現象が現われるようになった。この解決策として、工場敷地と労働力を求めて地方分散の傾向が現われた。首都圏近郊整備地帯整備計画による県南都市第一地区(守谷町も含む)は、近年、東京の近郊都市として民間宅地造成業者による住宅の建設、住宅都市整備公団による土地区画整理事業や、住宅団地の建設が進められている。
守谷町の人口の推移をみると、昭和三十年以降、昭和四十年までは、わずかに人口の減少があったが、最近は、都市化が進み社会増による人口増加の傾向がみられるようになってきた。
守谷町の世帯数及び人口の推移(単位:人・各年3月1日現在)
区分 年 | 世帯数 | 人口 | 男 | 女 | 世帯 構成人員 |
30 | 2,169 | 12,095 | 5,880 | 6,215 | 5.6 |
35 | 2,188 | 11,444 | 5,571 | 5,873 | 5.2 |
40 | 2,377 | 11,627 | 5,698 | 5,929 | 4.9 |
45 | 2,748 | 12,387 | 6,145 | 6,242 | 4.5 |
50 | 3,479 | 14,446 | 7,239 | 7,207 | 4.2 |
55 | 4,394 | 17,372 | 8,806 | 8,566 | 4.0 |
60 | 6,141 | 23,458 | 11,791 | 11,667 | 3.8 |