目次
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第二編 原始・古代の守谷地方
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第二章 古墳時代の守谷地方
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第三節 遺跡の調査
北今城遺跡
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遺跡は、守谷町高野字北今城に位置し、乙子遺跡西側台地上に立地する。谷をはさんで東側に乙子遺跡、北側に仲原遺跡・篠根入遺跡が存する。なお、この台地上には、今城遺跡もある。
調査の結果、住居跡が二四軒、方形周溝墓一基、土壙二基が検出された。各住居跡は古墳時代中・後期に営まれたものであり、多量の各種土器(土師式土器)とともに、剣形品・勾玉・双孔円板・臼玉・円板等の石製模造品がかなり出土している。
北今城遺跡第1号住居跡実測図