仲原遺跡

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 遺跡は、守谷町高野字仲原に所在するが、東側と西側には小支谷が入り込み、舌状台地の南端部の大半が遺跡で占められている。この平坦な台地の北側に隣接して篠根入遺跡が存する。
 調査の結果、古墳時代中期の住居跡一九軒と土壙二基が検出されたが、ほとんどの住居跡から、双孔円板・臼玉・勾玉・剣形品・紡錘車などの石製模造品が出土しており、石製模造品と住居跡との関係を検討するのに貴重な遺跡として注目されている。

仲原遺跡出土石製模造品実測図