目次
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第二編 原始・古代の守谷地方
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第二章 古墳時代の守谷地方
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第三節 遺跡の調査
鈴塚古墳(塚)群
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遺跡は、守谷町高野字五十塚に存する。古くからこの地一帯を字名「五十塚」が示すようにかなりの塚が存在したものと考えられる。調査は、旧表土上〇・五~〇・七メートル程の盛土(墳丘)を認めるもの六か所を選定して実施した。しかし、埋葬主体部や周溝などを確認するに至らなかった。おそらく、木棺直葬という簡素な葬法による終末期の古墳であるまいか。