目次
/
第三編 中世の守谷地方
/
第一章 中世のあけぼのと守谷
/
第一節 守谷の中世について
相馬氏と守谷
76 ~ 76 / 434ページ
守谷地方を中心として、相馬郡一帯を領治し、地域住民の生活に大きな影響を与えた領主は相馬氏であった。ところが、この系統は平将門を祖先とするものともいわれており、また、将門の叔父にあたる良文の系統であるともいわれている。これらの系統を調べながら、守谷の中世史の流れを一貫して捉えてみたいのである。ただ遺憾なことには、いたずらに伝承のみ多く残され、文書や記録等の極めて少ないことである。
森と谷と(守谷城付近)