目次
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第三編 中世の守谷地方
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第一章 中世のあけぼのと守谷
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第八節 将門についての守谷の遺跡と伝承
御出子城跡
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谷和原村筒戸。この城も守谷の相馬領内にあって、相馬氏の城である。「将門はこの地の女性を寵愛し、一子をもうけて若松と名づく。立派な風彩をしていたので「御出子」といった。これが地名になって「御出子」というようになった」という伝承が残っている。天正年間(一五七三~一五九一)に相馬小三郎親胤(たね)が城を造り、御出子城といった。
御出子城遠景