守谷町内には一七社の神社が存在するが、古い時代の頃から、室町時代にかけて創建された神社は八社で、残りは江戸時代以降に建てられたものである。平安時代以前に創建された神社はなく、また、延喜式々内社(えんぎしきしきないしゃ)もない。更にこれを分類してみると大同年間の創建といわれるのが二社、将門の創建と伝えられるものが二社で、室町時代に相馬氏によって建てられたものが二社、そして江戸時代になって九社が創建されている。
なお、一言主神社(ひとことぬしじんじゃ)のように、相馬領に創建され、相馬氏によって修復された神社もあるが、現在は水海道市の領域になっているから、ここでは記述しないことにする。