目次
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第三編 中世の守谷地方
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第七章 神社・寺院(古代から室町時代まで)
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第二節 寺院
大円寺
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守谷町大木。六十六社神社の東方の高台にある。創建は推古天皇のとき、悦翁が開山したと伝えられるが、未詳である。宗派は現在は曹洞宗になっている。
天正年間(一五七三~一五九一)、相馬源三郎胤吉が、当寺を修理した。その後一時退廃したが、江戸時代になって、旗本の一色義直が修理して、再び復興した。本尊は釈迦如来であるが、この座像は平安時代末期から鎌倉時代初期にかけての作といわれている。