東海寺と妙見大菩薩

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 大同二年(八〇七)紅竜が現れ、東海寺の亀甲山を一夜にして築いたとされています。紅龍山東海寺の本尊は、弘法大師の作と伝えられ、華麗な大本堂は、享保二年(一七一七)、時の領主本多豊前守(ぶぜんのかみ)(老中本多正永(ろうじゅうほんだまさなが))が、九八名の大名から寄進を求め完成させました。本堂内陣(ないじん)の天井には、それら諸大名の家紋が描かれています。

布施弁天東海寺(柏市布施)