目次
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第九章 近世、守谷城址を訪ねた文人たち
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二、守谷城址を訪ねた文人たち
②溝口素丸(そまる)(そがんともいう)
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俳人、本名吉田十太夫勝昌、幕府の書院番で食録五百石、隠居して其日庵(きじつあん)三世・絢堂(けんどう)などを号す。
葛飾派中興の祖と称される(『俳諧人名辞典』高木蒼悟)。門人に一茶がいます。寛政七年一七九五没、八十三歳。
将門古城一見の時
米かみの 動きや麦の 穂の戦(そよ)ぎ