目次
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第九章 近世、守谷城址を訪ねた文人たち
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二、守谷城址を訪ねた文人たち
③小林一茶(いっさ)・桜井蕉雨(しょうう)
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俳人、一茶が初めて守谷に来たのが文化七年(一八一〇)信州飯田の俳人櫻井蕉雨の案内で、同郷の西林寺住職義凰(ぎほう)上人(俳号鶴老(かくろう))を訪ねて来ました。以降、一茶の来訪は、合計九回を数えました。
蚊の声や 将門殿の 隠し水 蕉雨
梅咲くや 平親王の 御月夜 一茶
松陰に 寝て食う 六十余州哉 一茶