境内入口には平成元年建立の石造明神鳥居と建立年不明の木造両部鳥居が建つ。参道右側の手水舎は銅板葺1坪、現用の手水石には「奉納 伊勢太々講 明治三十三年二月二十六日 講元大和田滝三郎(他50名略)」とある。参道左側の祇園祭の神輿が納まる神輿舎は大正8年の建築で瓦葺2坪であったが、平成元年に修覆され銅板葺となった(「オ 墨書・その他資料調査報告 二」)。神楽殿は平成元年の新築(同)で銅板葺である。それまでは昭和28年7月20日(旧6月10日)に新調された組立式の神楽殿であった。それ以前も同様な神楽殿であったことが大正14年2月15日の遷宮祭絵葉書からわかる。