7月5日(日)午前10時から例年のように坂町公民館において、総代会出席者の他に各町の大世話人・年番・青年会代表・取手警察署守谷地区交番所長等の総勢70名が出席し、庶務の司会で全体会が行なわれた。総務・宮司・交番所長等の挨拶に続き、昨年まで総代や大世話人を務めていた3名に宮司・総務連名の感謝状が贈呈された。次に新しく総代や大世話人となった6名に総務から委嘱状が交付された。
そして、議長を決め、八坂神社祇園祭礼の執行と守谷市無形民俗文化財申請について協議した。内容は祭礼の日程・神輿担ぎ手の町内割振り・寄進金の分担・参籠・青年会(子供会)の馬鹿踊り奉奏日割・獅子祓い組数と人数・交通誘導員の分担箇所等多義に亘った。また、祭礼期間中の各係の責任者(大世話人)が次のように発表された。①神輿渡御係総責任者は海老原町、同現場責任者は坂町2名・新町、②交通規制係は下新田・下町・上町、③神楽殿係は城内、④後方警戒車は栄町、⑤神輿の御祓い係は仲町であった。
また、山車を出す青年会代表等は連名で氏子役員宛に、交通規制時間を午後10時とする申請願書を出した。願書には「八坂神社祭礼(祇園祭)は本神輿が主であり、我々町内会の山車等は祭りを盛り上げるものであるということを肝に銘じ、各青年会が協力し合い、本神輿の巡幸に支障をきたさぬよう…」と明記してあった。さらに本神輿の進路を妨害しないように、かつ安全を図るため、山車の分散や待機場所を明示した。
最後に、委嘱状を交付された6名からの神酒の奉納が紹介され、缶コーヒー等で乾杯、12時前に滞りなく終了した。帰りに各町の氏子会には11日に各氏子に配布する蘇民将来の御札が渡された。午後からは各町により交通規制予告板が計11か所に設置された。