無形文化財指定に向けて

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 昨年8月から八坂神社宮司自作の「江戸時代から続く祇園祭を守谷市の無形文化財に」とのポスターが、旧守谷地区のあちこちに約100枚張られた。特に祇園祭の10町内にはモチベーションが上がるように、その町内の祇園祭の写真を図柄に用いるという念の入れようである。紙面には「わたしたちの祖先が紡いできた守谷の伝統、文化、信仰、生き方…。そのまつりの素晴らしさを文化財にして後世につたえましょう。」と、氏子や崇敬者を啓発する内容となっている。また、昨年の祇園祭では八坂神社宮司と総務の連名で各町に幟・山車についてのアンケート調査をお願い、祇園祭の古い写真や資料の提供を求めた。

 今年の祇園祭の総代会や全体会でも議題に取り上げて意志の疎通を図るなど、無形民俗文化財指定に向けての一致団結した活動をしている。