祭日

25 ~ 26

 文政6年(1823)の文書によれば、それまでは6月14日に神輿を出し、御仮家に1夜安置するという2日間の祭であった。文政6年からは6月11日に御仮家へ神輿を出し、15日に5町内(現在の上町・仲町・下町・坂町・新町)残らず神輿を回すこととなり、祭日は5日間となった36。それ以降、昭和55年迄は旧暦6月11日から15日までが祭日で、11日の朝に一斉に大幟を揚げた。宵宮は14日、15日が本祭であった。約160年近く、祇園祭は旧6月11日から15日の5日間執行されてきた。昭和56年より7月最終土曜日を本祭とし、火曜日から土曜日までの5日間を祭日としてからも、もう35年が経っている。