9 延享元年(一七四四)六月 天王祭礼出銭取立并諸入用払帳(Q9-1)

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(表紙)(横帳)

「  延享元年

  天王祭礼出銭取立并諸入用払帳

   子六月             」

 

一      仁兵衛

一半  たな 伝八

一      権右衛門

一      勘右衛門

一      権兵衛

一      平兵衛

一      久七

一半     紋之丞

一半   店 勘右衛門

(一五五名略)

 惣〆弐拾六貫五百廿弐文

 外ニ

  五百文 あたこ町中ゟはな代

  弐百文 長龍寺ゟはな

  百文  浄泉寺ゟ同断

 惣〆弐拾七貫三百廿弐文

     祭礼入用覚

一金三両弐分    道具損料代、上宿庄兵衛方へ渡ス

一金弐分弐百文   筑波大夫礼金遣ス

一壱貫五拾文    かとり大夫一□物代・礼金共

一六百八拾三文   江戸かい物、昼坂半次方へ払

一弐百文      上宿庄兵衛深川へ道具借用之節、小遣渡ス

一弐百文      なわ代

一五拾五文     道具かり之節、深川へ遣候馬代・運賃

一百拾五文     杉ゑた代

一五百文      是ハ筑波大夫雇ニ遣候節、両人小遣候

一五拾四文     我孫子遣候遣

一弐百弐拾四文   是ハ若ひもの共歎之節、小遣ニ成候由、半之助方へ振り

一弐貫七百五拾六文 角店太七方へいろ/\通ニ而取仕切、直ニ渡ス

一弐百四拾八文   八左衛門方へ足袋代払

一六拾弐文     中喜兵衛、書出シ

一拾六文      上半六、右同断

一百弐拾四文    下又四郎・下茂左衛門

          是ハ真瀬ゟ大夫帰り馬ニ為乗候ニ付、駄賃遣ス

一五拾文      久七、我孫子日雇遣ス

一百文       筑波日雇賃、下宿幸八遣ス

一五拾文      是ハ深川へ道具返し候節、運賃

一弐百文      是ハ浄泉寺ふミ立代・たはこ代

一百文       たはこ代、上宿次兵衛へ遣ス

一弐百文      □□手唯七、是ハ大夫迎頼遣候間、酒代遣ス

 惣〆金四両卜七貫弐百九文

一弐拾七貫三百廿弐文 代銭取立辻

   内

 弐拾四貫九文

 指引残り 三貫三百文