(表紙)(横帳)
「 延享元年
天王祭礼出銭取立并諸入用払帳
子六月 」
一 仁兵衛
一半 たな 伝八
一 権右衛門
一 勘右衛門
一 権兵衛
一 平兵衛
一 久七
一半 紋之丞
一半 店 勘右衛門
(一五五名略)
惣〆弐拾六貫五百廿弐文
外ニ
五百文 あたこ町中ゟはな代
弐百文 長龍寺ゟはな
百文 浄泉寺ゟ同断
惣〆弐拾七貫三百廿弐文
祭礼入用覚
一金三両弐分 道具損料代、上宿庄兵衛方へ渡ス
一金弐分弐百文 筑波大夫礼金遣ス
一壱貫五拾文 かとり大夫一□物代・礼金共
一六百八拾三文 江戸かい物、昼坂半次方へ払
一弐百文 上宿庄兵衛深川へ道具借用之節、小遣渡ス
一弐百文 なわ代
一五拾五文 道具かり之節、深川へ遣候馬代・運賃
一百拾五文 杉ゑた代
一五百文 是ハ筑波大夫雇ニ遣候節、両人小遣候
一五拾四文 我孫子遣候遣
一弐百弐拾四文 是ハ若ひもの共歎之節、小遣ニ成候由、半之助方へ振り
一弐貫七百五拾六文 角店太七方へいろ/\通ニ而取仕切、直ニ渡ス
一弐百四拾八文 八左衛門方へ足袋代払
一六拾弐文 中喜兵衛、書出シ
一拾六文 上半六、右同断
一百弐拾四文 下又四郎・下茂左衛門
是ハ真瀬ゟ大夫帰り馬ニ為乗候ニ付、駄賃遣ス
一五拾文 久七、我孫子日雇遣ス
一百文 筑波日雇賃、下宿幸八遣ス
一五拾文 是ハ深川へ道具返し候節、運賃
一弐百文 是ハ浄泉寺ふミ立代・たはこ代
一百文 たはこ代、上宿次兵衛へ遣ス
一弐百文 □□手唯七、是ハ大夫迎頼遣候間、酒代遣ス
惣〆金四両卜七貫弐百九文
一弐拾七貫三百廿弐文 代銭取立辻
内
弐拾四貫九文
指引残り 三貫三百文