11 文化九年(一八一二)六月 牛頭天王宮祭礼諸掛入用帳(Q9-3)

39 ~ 40

(表紙)(横帳)

「  文化九壬申年

  牛頭天王宮祭礼諸掛り入用帳

   六月吉日           」

 

     覚

一弐百文    中半紙九ツ  藤七払

一百文     上半紙四ツ  藤七払

  是ハ大こ持林(囃子)方の礼也

一六拾四文   半紙三ツ   文伯1

一五文     あさ     同

一廿四文    半紙     同

一百文     ろうそく   同

一四拾文    油とつくり  同

一百文     水油     同

一廿四文    ろうそく   同

一四文     とうすみ   同

一三拾弐文   ろうそく   同

一百文     ろうそく   文伯払

一四拾文    半紙     同人

一壱文     水引     同人

一廿四文    半紙     同人

 〆五百六拾六文也

一百文     御菓子    松屋払

一百文     酒代     江島払

一弐百弐拾九文 酒・なハ代  彦右衛門払

一廿文     なハ代    佐伝次払

一百文     御茶代    彦右衛門払

一百三拾四文  見舞もゝ代  金兵衛

一弐百文           別当礼

一五拾六文   くぎ代    かじや

一壱貫弐百四拾八文 酒品々代 藤吉払

          若者

          年寄

          御みき代

          神楽見舞

 不残〆

   銭三貫六拾壱文也  諸かゝり

 弐貫百拾弐文      村寄銭

 外ニ

一七拾弐文     商人灯明銭、寄銭

 差引

 〆八百七拾三文不足

 此代外ニ七文さし仕候

 

村割付之義ハ、其家之くらしを見て、一間(軒)ニ付高弐拾四文・拾弐文落ニさし前仕候、以上

   六月十六日       守谷五町内

                若者世話人中

   町御役所様

 

(裏表紙)

「 守谷町 惣若もの中 」


1 医師木村文伯(『守谷町の歴史 近世編』)120p