18 慶応元年(一八六五)六月 若者口論により祭礼日延の詫状(Q4-107)

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     一札之事

一私儀、今般鎮守御祭礼之場所酒狂ニ紛、下町若もの江相掛り口論いたし候ニ付、御祭礼口延ニ相成候段、御差当を受一言之申分無御座、雲天寺様江入院仕、左之名前之者一同御詫申上候処、早速御聞済被成下難有仕合ニ奉存候、然ル上者向後急度相慎可申候、依之御詫一札差上申処、如件

                上町   蔵右衛門印

   慶応元丑年六月十六日   親類総代 定右衛門印

                組合総代 半六  印

                詫人   台助  印

                     吉右衛門印

                     市郎左衛門印

                     孫兵衛 印

          町方御役人衆中