オ 墨書・その他資料調査報告

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※( )内は筆者

一 八坂神社御輿史

 

   八坂神社御輿史

製作年 元治元年(一八六四)

製作者 下総国井野村 飯田平(次1)右衛門

 

第一回修覆

 明治二十五年 東京市日本橋区蛎殼町 森利平氏ニヨリ修復

 

第二回修覆

 昭和八年 北相馬郡取手町福田運章氏ニヨリ修復

 役員 総務 斉藤仁三郎

    総代 野口常蔵

    同  平尾栄作

    同  藤井孫衛

    同  菅谷秀吉

    社掌 大手楯麿

    社守 森坂千代松

 

第三回修覆

 昭和五十年 東京都台東区浅草宮本卯之助商店ニヨリ修復

 役員 総務   吉田亀次郎

    総代   大和田仁

    同    斉藤芳太郎

    同    田中茂雄

    同    下村米太郎

    同    菅谷朝一

    同    宮本新吉

    同    中村林

    同    菅谷春雄

    同    村山覚三郎

    社掌   大手春樹

    会計   田中洋

    庶務   中島幹

    大世話人 中島幹

    同    荒川孝雄

    同    下村喜四郎

    同    渡来政夫

    同    宮本弘

    同    下村竹雄

    同    吉田茂雄

    同    根本正男

    同    飯塚昭三郎

    同    椎名正二

    同    河原勇

    同    染谷房之助

    同    染井新造

    同    鈴木幸市

    同    市村長市

    同    矢萩竹治

 年番一同

 氏子一同

 

二 八坂神社史

   八坂神社史

大正十三年十二月十日 御本社奉上棟

 

平成元年五月一日 本殿・拝殿・御輿蔵 修復事業

         御神楽殿      新調事業

 役員 総務   大和田仁

    総代   中村林

    同    吉田實

    同    菅谷春雄

    同    根本正男

    同    染井新造

    同    市村長市

    同    田中勲

    同    平尾昭

    同    中山敏夫

    宮司   大手春樹

    庶務   仁田三郎

  会計   渡来政夫

  大世話人 飯塚昭三郎

  同    荒川孝雄

  同    吉田茂雄

  同    志賀恒英

  同    塚原栄一

  同    渡辺亮

  同    吉田清志

  同    石塚旭

  同    村山隆一

  同    寺田徳雄

  同    古谷力男

  同    根本巌

  同    菅谷宗四郎

  同    吉田正

  同    中山實

  同    大山寿

  同    高橋忠

下町新田氏子中

下  町氏子中

仲  町氏子中

城  内氏子中

上  町氏子中

坂  町氏子中

新  町氏子中

栄  町氏子中

土塔本町氏子中

土塔中央氏子中

土塔新山氏子中

海老原町氏子中

旭  町氏子中

 

棟梁 椎名春一

   椎名亮

   松崎秀男

   浅野勝正

建方 古谷清

照明 松田金次郎

板金 梶山正昭

 

三 八坂神社御神楽殿新調

 

   御神楽殿

昭和二十八年七月二十日

      旧六月十目

祭礼用組立式御神楽殿2ヲ左記役員ノ協力ニヨリ新調

 

役員 総務   吉田亀次郎

   総代   大和田徳三

   同    斉藤芳太郎

   同    田中偉三郎

   同    吉田豊次

   同    片山亀之助

   同    藤井岳

   同    石塚慶喜

   大世話人 平井作之助

   同    仁田茂三郎

   同    佐久間善吉

   同    瀬崎恭次郎

   同    下付新蔵

   同    下村米太郎

   同    宮本新吉

   同    荒井猛

   同    染谷作一郎

   同    斉藤孝一

   同    塚原勝

   同    中村丈助

   同    根本茂

   同    菅谷朝一

製作責任者   下村勝三郎

設計      木村正一

棟梁      浅野勝真

 

四 八坂神社の大太鼓

 (大太鼓)奉納 斉藤仁三郎

         昭和六年七月吉日

 (バチ) H・十一・七月吉日 奉納 飯島勇男

 

五 八坂神社社務所新設

 

   八坂神社社務所新設

     平成九年六月施工

       同年七月吉日完成

 

   新築費奉納者

  特別奉納金

一金拾万円也  宮司   取手市 大手春樹

一金拾万円也  総務兼総代 新町 中村林

一金拾万円也  総代  下町新田 吉田實

一金拾万円也  同     仲町 斉藤一彦

一金拾万円也  同     下町 大和田稔

一金拾万円也  同     城内 中山敏夫

一金拾万円也  同     上町 古谷力男

一金拾万円也  同     坂町 根本巌

一金拾万円也  同     栄町 塚原栄一

一金拾万円也  同   土塔三町 志賀恒英

一金拾万円也  同   海老原町 市村長市

       事務局 庶務 下町 仁田三郎

           会計 仲町 渡来政夫

 

  氏子奉納金

一金拾九万八阡円也 下町新田 大世話人 荒川孝雄

               同    吉田清志

                外氏子中二〇〇戸

一金七万弐阡円也    下町 同  大和田庄一郎

                外氏子中三〇戸

一金八万九阡円也    仲町 同    寺田徳雄

                外氏子中二八戸

一金九万参阡円也    城内 同   菅谷宗四郎

                外氏子中八〇戸

一金弐拾七万六阡円也  上町 同    相良清

               同    下村進

                外氏子中一二〇戸

一金拾九万弐阡円也   坂町 同    浅井仁勇

               同    根本登

                外氏子中一二〇戸

一金拾弐万六阡四百円也 新町 同    鈴木淳平

                外氏子中八〇戸

一金拾九万弐阡円也   栄町 同    中山実

               同    鈴木和巳

                外氏子中一二〇戸

一金参拾参万円也  土塔三町 同    飯島勇男

               同    荒井範

               同    染井和夫

                外氏子中四〇〇戸

一金拾四万四阡円也 海老原町 同    村井隆一

               同    高橋忠

                外氏子中九〇戸

一金参万七阡円也    旭町 同    越孝雄

                外氏子中三三戸

 

  特殊奉納者

一金五万円也       上町     平尾修

一金五万円也       土塔     染井和夫

一金弐万五阡円也    山王様    加井日出男

一水道排水工事一式    坂町     浅井仁勇

   (参拾万円相当)

一壁掛扇風機一台     新町     中村林

一壁掛扇風機一台     上町     和田昌也

 

六 八坂神社社殿正面の紫幔幕

 

平成十七年一月吉日  下村進

 

七 八坂神社神輿底の墨書板

         (向って左側 39×16・5cm)

 

元治元年新調

北相馬郡井野村大工 飯田平右エ門

 

明治廿五年七月修覆

東京日本橋区通篭旅町 森利兵エ

昭和八年六月修覆

北相馬郡取手町仏師 福田運章

 

    社掌 大手楯麿

氏子総代総務 斉藤仁三郎

氏子総代   野口常蔵

同      平尾栄作

同      藤井孫衛

同      菅谷秀吉

    社守 森坂千代松

   世話人 古谷茂三郎

       吉田謙太郎

       田中清香

       瀬崎恭次郎

       仁田茂三郎

       吉田亀治郎

       根本茂

       石塚慶喜

       鈴木森三郎

       菅谷重吉

 

八 上町山車の墨書板

昭和六十一年五月吉日

上町山車建設委員会

 委員長    平尾昭

 副委員長   古谷力男

        相良清

        吉田利夫

 会計担当委員 浅野進

        相良幸二郎

 委員     吉田茂雄

        下村源吉

        田村実

        飯塚勇

        根本敏三

        吉田弘道

        岡田隆夫

 製作棟梁   鈴木博

        大沢良夫

 

九 坂町中村家幟箱裏の墨書板

 寄金三拾壱円四拾五銭

  内訳

一金拾円五拾銭   根本角平

一同六円七拾銭   塚原代七

一同五円三拾銭   上野精太郎

一同五円弐拾銭   塚原八十五郎

一同三円七拾五銭  中村久八

 

  内諸掛り

一金七円七拾銭  棒代

一同四円     旗代

一三円五拾銭   木綿代

一同四円弐拾五銭 紺屋代

一同五円     獅子代

一同二円     大工手間代

一同五円     諸掛り

 明治参拾丁酉歳六月吉辰

 

(平成27年8月8日 近江礼子)

1 斎藤家文書Q9-16には平次右衛門とある(「翻刻No.20」参照)。

2 神社前の道にせり出した舞台。明治期か大正期の写真にあり。