昆虫とはいっても、その種類は非常に多く、図鑑だけでははっきりと種類を見分けることができにくい分野があります。たとえば、小型のガ、ハチ、アブ、甲虫類などがそうです。従って、昆虫の生態などについても調べられていない種も数多くあるというのが現状です。
しかし、図鑑などでも手軽に調べることができるような、チョウやトンボ、大型のガ、甲虫類などを対象にしていくことで、その地域の昆虫群集の特徴や実態を把握することは可能です。また、ある昆虫の仲間だけ、もしくは一つの種に絞って観察や調査をするという方法もあるでしょう。
そこで、この項では、守谷町自然調査会での観察調査結果をもとにしながら、
1昆虫採集の仕方
2簡単な昆虫調査について
3昆虫の簡単な見分け方
について紹介します。
昆虫のなかには、採集しなくても飛んでいる様子から種類がわかるような仲間(チョウなど)もいます。ただ、それでも、はじめは採集して、図鑑で調べるといった作業が必要になってきます。種類によって出現時期や生息場所が異なるので、ある程度それらを図鑑などで見ておくと効果的です。
3の昆虫の見分け方については、守谷町内で身近に見られるチョウ(アゲハチョウ、シジミチョウの仲間)、トンボ(アカトンボの仲間)を取り上げ、その簡単な見分け方について述べます。