春夏に日本で営巣し、秋に越冬のため南に渡る姿を観察します。守谷町は利根川流域で最良の観察地なのです(鳥類の項参照)。
大きな渡りが見られるのは、9月26日~10月3日頃の一週間です。この間の日曜日には、教育委員会主催による観察会が野木崎下川岸(フィールドガイド・香取神社参照)の利根川堤防で毎年開催されます。
茨城でのタカの渡りは、太陽が照り上昇気流が強く、北寄りの風の日に見られます。通常午前中、8時頃から12時までの間です。眼を痛めないように、太陽を背に、帽子も忘れずに、デッキチェアの様な寝そべる形の椅子は疲れません。
渡りのタカは、肉眼でやっと見える高空を通過することが多いのです。上空は肉眼で、地平線寄りは双眼鏡、空を掃除する気持ちで、広い範囲を探しましょう。
1羽見えたら、廻りを探して下さい。仲間の群が次々と見つかることがよくあります。また、群の様に見えても、各々異なる方向へ飛行して行く場合もあります。
利根川での渡りは、通常北東から南西に通過しますが、異なる方向へ飛ぶタカもあります。戻ったり、低空を通過したり、休んで餌を探すタカもいます。
遠距離の渡りをしないオオタカ、ツミ、ノスリ、ミサゴ、トビなどや、ハヤブサ科のチョウゲンボウなどが現れることがあります。
雨天はタカの渡りもお休みです。天候が回復したときに沢山のタカが見られます。
丘陵の端や、太陽の輻射を受け易い岩山、石造建造物などは、タカの好む上昇気流が生じるところです。また、特徴ある地形や建造物などは、飛行経路の目標にもなります。