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滝下橋は、昭和三十一年(一九五六)に完成しました。橋が架けられるまでは渡し舟を利用し、子供達も舟で通学していました。鬼怒川は昔重要な水路で、江戸時代には水運を利用して江戸との交流が盛んでした。滝下の渡しには茶屋などがあり、賑わいました。また、西大木の辺りでは十月頃になるとカチガケという漁法で、鮭がのぼってくるのを川に飛び込んで捕らえていました。鬼怒川滝下の美しい景観は、昭和二十五年(一九五〇)に茨城百景に選ばれました。
きぬがわの ながれみまもる たきしたばし
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