さいりんじ そらのなごりを いっさのひ

西林寺 「空の名残を・・・」 一茶の碑

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 守谷城址南方にある西林寺は、枝垂れ桜が見事です。天保元年(一八三〇)の書上によると、寺域三万坪、朱印地二十石を給されていました。また、門末四十八ヶ寺を有した時代もあったとのことです。八月十五日には施餓鬼会が行われます。境内には、小林一茶の「行く歳や空の名残を守谷まで」の句碑があります。住職鶴老の時代、一茶は当寺をたびたび訪れ、多くの句を残しました。