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海禅寺の縁起書は、寛文四年(一六六四)に守谷一万石の領主堀田備中守正俊が寄進したものです。その縁起によると、海禅寺は平将門が承平元年(九三一)に創建した寺で、本尊の地蔵菩薩は行基の作だということです。正俊は寛文七年(一六六七)、安中藩(現 群馬県安中市)二万石に転封となり、天和元年(一六八一)には大老にまで出世しました。江戸初期の寺院文書として、また歴史上の有名人の文書として、文化財に指定されています。
たてたのは まさかどなりとの かいぜんじえんぎ
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