やごうでよび ゆいでのうさくした もりや

屋号で呼び 結で農作した 守谷

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 江戸時代、同じ名前の人を区別するため、屋号で呼び合うようになりました。屋号には、例えば職業からなったものとして酒屋・籠屋など、謂われからなったものとして閑居・新宅など、先祖の名前からなったものとして七兵衛・又左衛門などがあり、今でもこの呼び方が続いています。また、農繁期に隣近所の農家が日時を決め、順番にそれぞれの家の農作業に協力し合う習慣がありました。これを「結」といいます。