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辰之六月四日御触

徳川亀之介

駿河国府中城主ニ被

仰付領知高七十万石

賜候旨被

仰出候事

但駿河国一国其余は

遠江陸奥両国於テ

下賜候事

   一橋大納言

自今藩屏之列ニ可被加候

旨被仰出候事

   田安中納言

右同断

   高家衆

高家之輩は自今

朝臣ニ被

仰出候事

   徳川亀之介

今般家名相続被仰

出候付為御礼上京可

致候事

   一橋大納言

今般藩屏之列ニ被

加候付為御礼上京

可致候事

   田安中納言

右同断

高家之輩今般朝

臣ニ被仰付候付為御礼

上京可致候事

徳川家来之輩官

位之儀自今被止候事

  五月

 右之通去ル廿四日被仰

 出候間為心得申達候事

東山八坂郷ニ有之候感

神院祇園社今度

八坂神社称号相

改候条被仰出候事

 別紙両通之通被

 仰出候付大坂三郷町

 中不洩様可相触

 もの也

  辰六月 大坂府

       惣年寄共

大坂府裁判所内向破

損出来候付修覆中

公事訴訟諸訴事

等来ル七日ゟ当分元

東町奉行所ニおゐて

取扱候間追而沙汰ニ及び

候迄之所都而同所へ

可罷出候事

 右之趣大坂三郷町中

 不洩様早々可触知

 もの也

      大坂府

 辰六月   惣年寄共