例言

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1 長野市誌自然編は、長野市域の自然の状況や人びとのくらしと自然保護などを、周囲との関連をふくめて、二巻にわけて記載する。二巻のうち本巻は、つぎの8章に分けて記述した。なお、本巻はとくに、自然の態様をわかりやすく示し図版を見やすくするため、全ページカラーのB5判とした。

 第1章 総説

 第2章 地形・地質

 第3章 土壌

 第4章 陸水

 第5章 気象

 第6章 植物

 第7章 動物

 第8章 人びとのくらしと自然保護

2 記述は原則として、常用漢字、現代かなづかいによった。ただし、動物・植物などは片かな書きにし、常用漢字にない地名・歴史的用語などは正字体を用いた。

3 難読または誤読のおそれのある漢字については、適宜ふりがなをつけた。

4 地名の表記は、原則として国土地理院発行の地形図によったが、長野市域での慣用の表記によったものもある。また、地名のうち、わかりにくいと思われるものは( )内に現地名を記した。

5 年号は西暦年を用い、適宜( )内に和暦年を記した。

6 人名の敬称は、原則として省略した。

7 写真・図・表には、章ごとに番号を付し、必要に応じて典拠、所蔵者、提供者などを記した。

8 調査・執筆に使用した参考文献は、各章末に載せた。そのうち、記述の典拠としたものは、本文中にもその旨を記した。

9 巻末に、本巻にかかわる自然編専門部会部員・調査執筆員、執筆分担、調査補助員、写真提供者を記した。また、長野市誌にかかわる平成2年度から同9年度までの、監修者、刊行委員、編さん準備委員、編さん委員、調査協力員、事務局・編さん室職員の各名簿を載せた。

10 地質図、土壌図は、付図(袋入り)として添付した。