② 土壌の理化学性
表3-7に示すとおり、最小容気量・透水速度が大きい。pHは中性に近く置換酸度はほとんどない。山地の土壌としては酸性はきわめて弱い。表層はかなりの炭素、窒素を含み、C-N比は各層とも10前後の値を示すことから、水分の供給が潤沢で、また排水も良好であり、有機物の分解が円滑に進んでいることがうかがわれる。
表3-7 BE型土壌の理化学性