善光寺温泉
旅館は善光寺の西方4km余りの裾花川の左岸にあり、対岸の川原に掘った源泉を引湯して利用している。
温泉の掘削は1924年(大正13)に始まり、翌14年に天然ガスと26℃の温泉を得た。
ガスは当初、温泉を加熱し、調理などにも使えるほどの量が出たが、しだいに減って今は少ない。
旅館は、平成7年、一部に地すべりの災害を受けたが営業は継続されている。
泉質は旧名で含重曹食塩泉、20年前とあまり変わっていない。
写真4-44 対岸の河原にある善光寺温泉の源泉