背面歯のあるハリナガミジンコが生息する。
ほかの動物プランクトンでは、背中に亀(かめ)の甲模様のあるコシブトカメノコワムシが冬から春にかけて多量に出現し、砂粒などをつけた殼をもつツボカムリが結構見られる。
植物プランクトンではイカリ形のヌマツノモが夏季を中心に見られ、ヒダサヤツナギが晩春から夏にかけて多量に発生した。サヤツナギ類は貧栄養湖に多く見られる傾向がある。
ハリナガミジンコのほかゾウミジンコが見られた。
ハリナガミジンコ、サヤツナギなどの生息からみて小山田池はかなりきれいな池である。
動物プランクトン11種、植物プランクトン23種が認められた。