(1) 気温の年較差・日較差

241 ~ 241

 内陸性気候の特徴の一つは、気温の年較差(月平均気温の最暖月と最寒月の差)や日較差(日最高気温と日最低気温の年平均の差)が大きいことである。

 表からもわかるように、長野市など内陸部の気温の年較差や日較差は、静岡市など沿岸部と比べて2~3℃かそれ以上も大きい。

 また、内陸部と沿岸部の気温日較差の年変化のグラフからみると、長野や松本の変化の傾向は、静岡など太平洋岸気候の年変化型ではなくて、金沢など日本海岸気候の年変化型である。