(7) 浮遊粉じん

295 ~ 295

 スパイクタイヤの普及とともに、冬、市街地では空中に粉じんがただよい、大気が濁って、視程も悪化していった。浮遊粉じん量測定は、スパイクタイヤ粉じんの実態調査として1987年(昭和62)度より実施してきたものである。1994年度は市内スパイクタイヤ使用全面禁止後の最終追跡調査である。スパイクタイヤの使用禁止によって粉じんが急激に減少したことがよくわかる。


図5-69 浮遊粉じん各年2月の経年変化